THE STORY 

ベルガモットの雲のうえ
躰を横たえ　あくびをひとつ
そしてダリが描いたカップをすする
移り　溶けた　私は微笑む　もう少し欲しいみたい
羽毛ぶとんはふわり　私を包んでいて
キャンドルのように　私の思うままにはならない風景
けれど今　何かに火を灯したら
それでおしまい

THE PRODUCT

ベルガモット、サンダルウッド、ヴィオレット、パチューリ、インセンス

豊かな温もりに抱かれるような香り、やわらかくなめらかなタッチ。

トップノートはサンダルウッドを取り巻くワイルドなパチュリとスモーキーなお香の香りの夢見るようなミックス。そのピークにベルガモットがつくり出すアクセントが響きます。最後に香る柔らかなすみれの気配が、心を落ち着かせてくれます。眠りと目覚めのはざま、ふとんの温かな雲に包まれたまどろみの香り。現実が立ち止まる、真夏の白昼夢のような。